最近、郊外の路上で増殖している魔喫茶店は特濃の脳内物質を手軽に楽しめると言う事で大流行し、行政による破壊対象となっています。
そんな中先月の666日、魔禍災市大通りの交差点にて暗黒魔喫茶店『灰-high』がオープンしました。

禍飲料を提供する『灰-high』で最も人気のあるドリンクがヒトエスプレッソ。
芳醇な炭の香りと濃厚な鉄の味わいが特徴のヒトエスプレッソは、ヒトを炭化するまで焙煎したのち粉末になるまで一心不乱にミルで挽き、意味不明な程の高圧を掛けた状態で溶銑を流し込んで抽出される汁から作られます。
一見単純な製法ですが、抽出の工程でヒトが死んでしまうと風味が落ちるため、生かさず殺さずの高度な技量が必要な一杯となっています。

ただし、これを飲んだ悪魔は99999時間不眠不休で大暴れした後に全身が摩滅して死んでしまいます。
一時の安らぎのために命を捨てられるという方は、魔喫茶店で盆をあおってみてはいかがでしょうか?
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