先週末、サターン市にて時計台がエビルクロック社により無断で設置されました。

魔界において機械式時計台はこれが初めてのものとなり、悠遠な魔界の時を刻む内部構造を見に訪れた多数の悪魔が歯車や振り子によって挽き潰され、機械油の一部と化しているとのことです。

またこの魔時計台については、稼働初日の夜745時84154分ごろから時刻を表示できずに狂って付近の住民を多数殺害しているとの情報もあり、エビルクロック社は「まさか1日が745時間を超えて在るとは思わなかった」と説明しています。

これについては既に、社員全員が斬首式時計※に設置される運びとなっています。


(※斬首式時計は並べられた罪人の首を1秒おきに落とす装置であり、時刻を表示する機能はない)

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