昨年からエビルジャイアント自治区の森林地帯で「首の長い魔牛」の目撃が相次いでいます。

調査デモンの調査によるとこの魔生物について詳細は一切不明であり、高さ9999メートルはあろう魔樹の葉にも悠々と首が届いて捕食を行っている様子が確認出来たとのことです。

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(首長魔牛の映像。恐ろしい)

その異様な風体から地元魔族からは「突然変異の前触れではないか?」と評されており、また目撃した者の多数が恐怖し、膝から崩れ落ち号泣する、自ら首を引き抜いて自決するなどの被害が相次いで発生しています。

一方で首長魔牛自身は特に何かを害している様子はなく、ただ無意味に付近の魔葉を捕食し続けているとのことです。

魔砂漠

(首長魔牛が魔葉を食べ尽くしてしまったことにより大地と空が怒り狂い、全てが終わりつつある。恐ろしい)