エビルニア大陸エビリング町エビリングゼイ館における、44444体を一瞬にして殺害した事件、通称「エビリングゼイ館の殺魔」が、本日正式に解決となったことが判明しました。
エビリングゼイ館殺戮事件は66666年間もの間未解決であり、その未解決期間の長さから、魔界警察が解決できなかった6666666666666666つの事件の中でも特に有名な事件です。

被害者は当時魔レストランであったエビリングゼイ館において開催されていた『ガラスの食感を味わう会』の参加者である44444体の低級悪魔でした。
唯一の目撃者の証言によると、彼らがメインディッシュである全長4444kmのステンドガラスを一気飲みしようとした直後、魔ばたきをする間に全ての悪魔が忽然と姿を消したそうです。

低級悪魔たちは、一度施錠すると絶対に解除することのできない完全堅牢鍵によって館を施錠しており、何者も館内に干渉できる状態ではなかったそうです。
魔界警察は「放っておいても餓死しただろうし、別に捜査とかよくないか」として捜査本部開設から4分で事件の捜査を打ち切り、本事件は迷宮入りしたかのように思われていました。

しかし昨夜未明エビリングゼイ館が大きなあくびと共に全身を使って蠕動運動を始めたことで、彼が単なる館ではなくエビル館であったことが発覚し、「エビリングゼイ館の殺魔」は単なるエビル館の捕食行動であったことが発覚しました。

魔界警察は本件に対し「そうなんだ」とコメントしており、犯人と推定され死刑になった唯一の目撃者悪魔(失伝しており本名不明)に悼笑の意を表明しました。

脳巨大
(唯一の目撃悪魔 趣味は弱者いたぶり、低級な嫌がらせ、手すりを舐めること)