拷問一筋6666666年、多遅刻多欠席のギガトーチャーデビル氏が現役を退く旨を発表してから9999999日。記者の前で最後の拷問を披露しました。
ギガトーチャーデビル氏が選んだのは魔界で最も恐ろしい蛇魔の「無骨」。99時間に及ぶ死闘の末拷問部屋に閉じ込めました。
氏は無骨の舌を引き抜き、「舌抜きに始まり、舌抜きに終わるキャリアだった。俺が一番愛した拷問道具はこのペンチだった」と語り、目には涙を浮かべました。
無骨の死体を埋葬し、ギガトーチャーデビル氏は二度と拷問できないように両腕を切断。直後「俺から拷問技術を盗んでみろ」と魔界中の拷問官に挑発。現在は拷問の限りを尽くされ跡形もなく消滅し、最後に拷問された土地には記念碑が666個建てられています。
氏を拷問した一体の新人拷問官は「結局、拷問をしているようで最後まで我々が拷問されていた。腕だけ切断したところで、彼は魂から拷問官だった」と涙ながらに語りました。
おじいさん
(むせび泣く新人拷問官)