狂県狂市にあるエビル猛犬カフェ『獣の数字』にて今年は魔仔犬が666666匹誕生しました。これによりカフェで飼育されている犬の総数が99999999匹となりました。

魔仔犬は生後2ヶ月で魔成犬と殆ど変わらない大きさと凶暴性を併せ持つまで育ち、カフェを訪れた魔族を喰い散らかします。
そんな魔仔犬らの愛苦しい風貌と獰猛さを求めてカフェの外には挑戦者たちの行列が地平線の彼方まで続いており、これまでの来客のうちおよそ44444444体が餌をあげようとして膝から上を食い千切られる、弾丸の如く突進してくる大質量に心臓を潰される、魔仔犬同士のじゃれあいに巻き込まれるなど様々な絶命に見舞われ、遺体は骨に加工されているとのことです。
魔犬と血肉でごった返すカフェ内で当代一の狂犬とうたわれる怒涛八千號くん(生後44ヶ月)はマイクを向けられると、「禍ゥ!」と力強く述べて団体客444体を破壊し、その後満足げな足取りでトイレへと向かいました。

IMG_0966
・エビル猛犬カフェ『獣の数字』
住所:狂県狂市狂48番666厭
営業日:毎週哀曜日 666~667時
注意事項:想像を絶する混雑が予想されます。行列を薙ぎ倒す気骨だけは忘れないでください。