昨日、邪エブリワン県の路地裏にて、地面に咲いた一輪の花を見て感動していた低級悪魔が、通りすがりの拷問官によって即死させられる事件が発生しました。
事件当時、当時の状況を知る悪魔によると「低級悪魔が小さな命に見惚れて涙していたが、その様子を偶然目撃した拷問官が『小さな命はお前だ』と叫び、手に持っていた拷問用バスタブで低級悪魔の脳を茹であげ即死させた」とのことでした。
魔界警察はこの花を「情動誘発作用のある非常に禍々しい花だ」と評し、即座に花に懲役9999年の死刑判決を言い渡し、花を逮捕しました。

花は刑務所内で今も静かに咲き続けております。

魔平野に生えた一輪のパンジー