往年の名コンビに、一体何が────
魔界有数の巨脳として有名なヘルブレイン氏の“右脳”と“左脳”が、今年の4月に中枢器官としてのコンビを解散していたことが、同氏の様子が明らかにおかしいことから判明した。
両脳は既に体外へ離脱しており、今後は独立して個々の活動するための準備を進めているという。

コンビ時代のヘルブレイン氏の両脳。
頭蓋骨が大きく隆起しており、非常に巨脳であることが一目でわかる。
右脳と左脳はヘルブレイン氏の類まれなる知能と思考力を支える名コンビとして同氏の生後から活動を共にしていたが、以前より右左脳間の思考性の違いによるトラブルが度々発生しており、長年蓄積された不満によりコンビ解散となったようだ。
解散直前にはヘルブレイン氏直々の慰留があったようだが、両脳の意思は固く翻意には至らなかった。
魔学会によると、両脳を失ったヘルブレイン氏の頭蓋骨には代役としてプチデビルロボが搭載され、新たな脳の転居が決まるまではこのまま運用を続けていく方針としているようだ。
しかし、ヘルブレイン氏は取材に対して「ポーポポ」とエラー音を発したのち動作を停止しており、失われた知能は魔学会の重大な影響を及ぼすものとみられている。

ヘルブレイン氏の脳の代役として抜擢されたプチデビルロボ。
駆動方式がゼンマイのため、定期的に巻き直す必要がある。

ヘルブレイン氏の脳の代役として抜擢されたプチデビルロボ。
駆動方式がゼンマイのため、定期的に巻き直す必要がある。
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666億年もすれば元鞘に戻る
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学会のヤツらに奪われるわけにはいかない。
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